技術科の表紙

最終更新日:2013年7月24日


注:このページは,できるだけ視覚障害者の方にも分かりやすくするために,文字を大きくしたりコ ントラストを強くしたりフレーム分けをしないように心がけていますが,見にくいページや生徒作品 が有りましたら,お知らせ頂けましたら幸いです。



 本校の技術科では,『バリアフリー社会をめざして!』(バリアフリー教育)とい う大きなテーマを掲げ,情報教育,環境教育(社会環境),国際理解教育の3つの側面から,「もの づくり」と「情報」に関わる新しい教育方法を実践的に研究しています。
 具体的には,中1の段階で「ものづくり」と「情報」に関わる基礎的な指導を実施し,中2の段階 では「情報」と「環境」に関わる指導へと発展させ,中3の段階では『バリアフリー社会をめざして』 (社会環境の改善,社会貢献)というテーマを,「ものづくり」と「情報」とに関わって具現化できる ような実践をしています。
 特に,平成4年度より廃棄車いすのリサイクルを中心とした総合学習へと発展させ,タイ,バング ラデシュ,フィリピン,ベトナム,南アフリカ共和国などへ合計250台以上の 車いすを生徒の手で再生し,寄贈しています。平成8年度から,大阪府河南町立中学校と大阪府立佐 野工業高等学校定時制の2校の協力校が加わったことをきっかけに,年々協力校が増加し,プロジェ クトが拡大してきました。
 そして,それらの実践を基にして,平成7年度には,阪神大震災の仮設住宅の高齢 者に踏み台を贈るプロジェクトを企画し,全国の中学校30校,ヤマト運輸株式会社,東灘地域助け 合いネットワークなどの協力を得て,1000台以上の踏み台を贈ることができ,教育的効果も挙げ ることができました。
 現在では,中3の授業で,バリアフリーやユニバーサルデザインをテーマに,情報教育との融合や ボランティア活動を取り入れた実践へと発展させています。「障害者アクセスマップ」は,その具体 例です。
 教育学的には,「社会的学習理論」(a.バンデューラ)及び「マルコフ過程」に注目して,生徒 と授業(ものづくりの行動)と実社会(障害者や高齢者などの人々)との関わりの強い授業にお ける教育的効果を調査しています。具体的には,実社会の課題解決としてのものづくりと自己効力感 との関わりを視点とした授業分析(因子分析法による)を実施し,技術科教育における教育的効果を 明らかにしようと試みています。
 詳しくは,次の各項目を開いて下さい。



研究内容の詳細


1,グラフィックスを中心とした情報基礎の実践

 ■basicのプログラミングによる実践(昭和62年度〜平成9年度まで)
 グラフィックスを中心とした授業。(エンジン,世界の国旗,地球環境問題など)

2,地球環境問題をテーマとしたホームページ製作の実践


 2−1:電子紙芝居の作成による授業(複数画面による手法)
 ■平成10年度教育実習の先生の作品(矢野/山下先生)
 ■中学2年生(51期生)の生徒作品(平成10年度〜)

 2−2:環境カルタの製作による授業(1画面による手法)
 ■平成11年度教育実習の先生(向山/山岡先生)の作品
 ■中学2年生(52期生)の生徒作品(平成11年度〜)

 2−3:iモード版4コママンガによる授業(携帯電話対応のwebによる手法)
 ■中学2年生(54期生)の生徒作品(平成12年度〜)

3,デスクトップミュージックを利用した情報基礎の実践


 ■midi信号による制御の学習(スライド作品,イベントへの応用,ライトの制御など)

4,車いすで結ぶ国際的バリアフリー社会の実現に向けて


(廃棄車いすのリサイクルによる国際協力を中心とした環境改善の実践)
 ■アジアや南アフリカの障害者へ車いすを寄贈するプロジェクト(平成4年度〜)

 ■再生車椅子の寄贈方法(輸送ルート)

 ■アジアにおける再生車いすの寄贈先の状況
(平成9年度寄贈先ベトナムの状況及びタイでの車いす生産技術者研修会などの様子)

 ■南アフリカ共和国の状況(カンサさんとの関係)

■平成12年3月実施:車いすプロジェクト「中・高生によるタイ訪問の旅」
中学生・高校生による現地タイからのレポート。
「廃棄車いすのリサイクル」プロジェクトを実施した学校から代表者15名の生徒たちが,
寄贈先のタイの障害者を尋ねて珍道中!  現地では,障害者宅訪問やナン中学校との交流,車いす贈呈式やescap訪問などを経験して無事帰国。お疲れさまでした。
 このプロジェクトには,e−スクエアプロジェクトの研究助成(代表者:大阪市立東住吉中学校大下先生)及び大阪教育大学「平成11年度大学改革推進経費」による 研究助成(代表者:附属天王寺中学校上田 学)を頂いて実施しています。
 また,同行したスタッフ3名分の経費の一部は,堺北西ロータリークラブから援助を頂きました。

★★★★★バリアフリー教育ネットワーク参加校(協同プロジェクト校)★★★★★

  1,大阪府河南町立中学校(平成8年度より10年間参加,当時の担当:風間建夫校長先生,浦尾和久先生)
    河南中学校の新聞記事(1997年9月28日朝日新聞大阪版)
  2,大阪府立佐野工科高等学校定時制課程(平成8年度〜平成23年度)、全日制(平成24年度〜参加)(両校とも担当:仲西正男先生)
    佐野工業高校と中島中学校の新聞記事(1998年3月12日朝日新聞大阪版)
  3,大阪市立中島中学校ホームページへ(平成9年度より10年間参加,当時担当:須嵜 周先生)
    佐野工業高校と中島中学校の新聞記事(1998年3月12日朝日新聞大阪版)
  4,奈良県生駒市立生駒北中学校(平成9年度より12年間参加,当時担当:岡田知也先生)
    生駒北中学校の新聞記事(1997年10月24日朝日新聞奈良版)
  5,大阪市立淡路中学校ホームページへ(平成9年度より5年間参加,当時担当:北野元靖先生)
  6,大阪市立春日出中学校(平成10年度より2年間参加,当時担当:山下秀人先生)
  7,大阪市立大桐中学校(平成10年度より5年間参加,当時担当:田中邦勝先生)
  8,大阪府松原市立松原第7中学校(平成10年度より2年間参加,当時担当:土橋 照先生)
  9,大阪府忠岡町立忠岡中学校(平成10年度より参加4年間,当時担当:楠 寿和先生)
  10,大阪府立柴島高等学校(平成10年度より2年間参加,当時担当:村上先生)
  11,大阪市立東住吉中学校(平成11年度より2年間参加,当時担当:大下雅則先生)
  12,大阪市立三国中学校(平成11年度より3年間参加,当時担当:小西厚徳先生)
  13,大阪市立矢田中学校(平成11年度より2年間参加,当時担当:堀口眞也先生)
  14,大阪市立柴島中学校(平成11年度より4年間参加,当時担当:大橋弘和,小倉高弘先生)
  15,大阪市立大正東中学校(平成11年度より2年間参加,当時担当:鈴木昌弘,橋本雅子先生)
  16,大阪市立摂陽中学校(平成11年度より2年間参加,当時担当:藤澤 惇校長先生)
  17,大阪府吹田市立第5中学校(平成11年度より2年間参加,当時担当:中西 正先生)
  18,大阪府高槻市立第3中学校(平成11年度より3年間参加,担当:広田信夫先生)
  19,大阪府立和泉養護学校・高等部(現:和泉支援学校)(平成11年度〜平成21年度まで参加,当時担当:馬渕哲哉先生)
  20,奈良県平群町立平群中学校(平成11年度より2年間参加,当時担当:香川道子,田中康之先生)
  21,奈良県御所市立秋津小学校(平成11年度より4年間参加,当時担当:秋元直樹先生)
  22,大阪府立城東工業高等学校(平成11年度より4年間参加,当時担当:今井喜代治先生)
  23,大阪府立布施工業高等学校(平成12年度より4年間参加,当時担当:吉鷹先生)
  24,東大阪市立縄手中学校(平成12年度より2年間参加,当時担当:三島先生)
  25,神戸カナディアンアカデミー(平成12年度より参加,担当:カオル・ホワイト先生)
  26,大阪市立旭東中学校(平成13年度より2年間参加,当時担当:大島先生)
  27,京都市立蜂ヶ岡中学校(平成13年度より4年間参加,当時担当:小池先生)
  28,大阪市立真住中学校(平成18年度より参加,担当:梶田先生)
  29,奈良県平群町立平群中学校(平成20年度より参加,担当:岡田知也先生)
  30,大阪府立佐野支援学校(平成22年度より2年間参加,担当:馬渕哲哉先生)
  31,大阪府立岸和田支援学校(平成25年度より参加、担当:馬渕哲哉先生)

5,仮設住宅の高齢者に踏み台を贈るプロジェクト


  プロジェクトの概要及び評価
  (平成7年度に実施した全国30余校が参加した阪神大震災における特別プロジェクト)

6,インターネットにおける分散型データベースへのアプローチ


  「障害者アクセスマップin関西」2012年版(駅のバリアフリーマップのページ)へ【更新しました】
  iモード版「障害者アクセスマップin関西」2000年版へ

7,「乗鞍バリアフリー宿泊ガイド」


 ■中3の修学旅行先「乗鞍高原」の宿舎の車いすや盲導犬受け入れ情報
   (平成10年度中3前期選択授業「乗鞍学」の1つのコース)

 ■協力者からの耳より情報「東京都日野市民保養施設:日野山荘」(1999年2月13日情報提供)



授業から発展したボランティア活動

◇大阪南港atc(アジア太平洋トレードセンター)車いすマップの製作(1997/8/1-8/2)
◇車いすの修理(関西電力主催:シニアフェスタにて)(1998/1/14-1/15)


関連情報へのリンク



 この教科の内容に対するご意見がありましたら,ご面倒ですが下記までご連絡下さい。


 連絡先  住 所:〒543−0054
          大阪市天王寺区南河堀町4−88
          大阪教育大学附属天王寺中学校 
          電話/fax 06−6771−2718
          技術科担当教諭:上田 学


e-mail:manabu@cc.osaka-kyoiku.ac.jp

技術/家庭科のホームページへ戻る